Oasis日誌 Big Brother Journal

1stソロアルバムNoel Gallagher’s High Flying Birds制作の裏側 前編

      2015/02/18

ノエル・ギャラガーとデイヴ・サーディーが語るNoel Gallagher’s High Flying Birdsの制作 前編

「LAで作業することが俺にとって良い動機になっているのは、イギリスの人間は寝てしまっているからなんだ」とノエル・ギャラガーは彼の2011年のソロアルバムNoel Gallagher’s High Flying Birdsのプロモーションのインタビューで私に語った。

ノエル:携帯電話は死んだも同然なんだから集中できるし、自分が大西洋の反対側にいることが分かっているから彼らはベッドでグッスリお休みってわけだ。話すなら彼らが寝る前に連絡してた。子供たちはベッド、奥さんもベッド、誰も彼もベッド。みんな寝てるなら誰も電話してきたりEメールをしてこないだろ、ガッツリ働けるファッキン8時間が手に入るってわけだ。あと天気もだ、ファッキン良い天候も気に入ってる。それに向こうの奴らはすごくプロフェッショナルでさ。あいつら凄いスタジオも持ってるしキッチリしてて、向こうでの生活スタイルは、俺も昼に始めて深夜切り上げるってサイクルでやってた。週末はサンセットタワーホテルのバルコニーでタバコに紅茶でくつろいでて「おい、これファッキン素晴らしくないか?」って頭に浮かんだね。

実際それは素晴らしい結果に終わった。ギャラガーのアルバムはイギリスでチャート1位を記録し、音楽業界が悪戦苦闘する中世界各地で売り上げた。とはいえ最初に私はアルバムリリースを目前控えたギャラガーと話せたが、ソロアーティストとしてまたフロントマンとして彼の期待は驚くべきことに自信があったわけではなかった。
「俺は役割を完璧にこなしていた」とニューヨークのソーホーで行われたアルバムリリースパーティーでギャラガーはオアシス時代の自分について語る。「ステージのサイドに立ちギターを弾いて時々歌う立場でいることにかなり満足だったわけで、フロントに立たざるを得ないってのは実際のとこ面倒なんだ」
とはいえ概ねは彼自慢の自信あふれるトーク全開だった。「満足した」とアルバム制作が終わったことについて語る。「1曲録り終えてみると楽しくてさ、本当に良い出来と思えたし。それからもう1曲やってみたら『ファッキン最高じゃん』って感じでさ。みんなの前で披露する準備はできてるよ」。

奇しくも2011年の時点でギャラガーは次作Chasing Yesterdayのことをすでに視野に入れていた。

ノエル:オアシスの残り物はないけど、持て余している曲が沢山あるんだ。"Come On, It’s All Right"は次のアルバムに入るだろうし、"God Help Us All"と呼んでる曲も次のアルバムに収録されるだろう。ゆっくり時間をかけて仕上げているんだ。あとインターネットやってる人たちにも感謝しないといけないな、マジで。
Youtubeに行けば俺がサウンドチェックで何曲か演奏しているところを録音したものが見つかるぜ。俺が忘れていたやつがな!俺はステージでライブを楽しもうとしか考えてないし、20分時間が余っているからファッキン新曲をやる予定でいる。それでちょうど何曲かチェックしてみたんだけど「うわーマジで良い曲だぜ、これは完成させなきゃ」と思ったね。
つまりはまあ良い意味で助かったわけなんだ。普段は忘れてしまってた半ダース分の曲を再発見したんだからさ。俺が初のパソコンを手にいれた時、誰かがもうネットはチェックしたかって聞いてきたんだけど、俺はまだチェックしてなかった。それで俺はサウンドチェックバージョンの"Everybody On The Run"、"If I Had A Gun"それにまだ未発表の曲を調べてみた。その場にいた奴らそうしなきゃと思ったのだろう一言もしゃべらず録音していた。マネージメントは俺が録音して所有していたと強く言ってきたんだ。俺からすると「あのさ、これはプレゼントだろ!」ってなわけ。みんながサウンドチェックに混じるのに興味を持ったり、そのためにつまみ出される危険を覚悟の上でやるとか、どうにでもなれって感じだし。俺にはどうでもいいからな。それに世間はサウンドチェックのバージョンを気にしたりしないんだよ。最終的に"If I Had A Gun"が出たけど台無しにはならなかっただろ。俺は気にしないね、だって正直言ってそれをネットで見つけたことはめちゃくちゃ嬉しかったからさ。

一方でギャラガーはレコーディングを通して彼がやり遂げていることに慎重でもあった。

ノエル:俺はスタジオで缶詰になる必要はないんだ、分かるだろ。俺はデモ音源を持っているからそれに関しては忘れたりはしない。6週間スタジオを予約したら曲が山ほどあるから可能な限りやり切るんだ。期日がきたら、「オッケーおしまい。やり終えたぞ」そんな感じさ。

Noel Gallagher’s High Flying Birdsの興奮はシングル"The Death Of You And Me"から始まった。明らかにオアシスでやってきたことはは異なるもので、ソングライティングとプロダクションの離れ業といったところだ。ギャラガーは成功の多くはデイヴ・サーディーにあるとする。サーディーはオアシスの最後の2枚のアルバムで共に作業し、ノエルの1stアルバムでも共同プロデューサーを務めた。

ノエル:最終ミックスの段階にようやく辿り着いて、まず"The Death of You and Me"のミックスをやったんだけど「Wow、マジでファッキン最高だ」って思った。たった2、3日で曲に魔法が宿ったのを目撃したんだ。"The Death of You and Me"の時は始まったら最高の音でさ。デイヴが仕上げたら"The Death of You and Me"はマジックの領域に引き込まれたんだ。今みんなが聴けるものは魔法が宿ったものなんだよ。それで俺たちどんどん絆も深まってさ。俺とデイヴは音楽から映画、冗談まで同じ趣味だったし、子供の人数も一緒で年も一緒だったんだ。デイヴの周りには親しい素晴らしい友人もいて、彼のチームは同年代で構成されていたんだ。俺たち人生や音楽で同じ基準点を持ち合わせていたんだな、それでサクサクやれたね。

 - Noel

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